型の強度アップ その2

スタッフブログのトップ画像を変更してみました。説明が無いと分かりづらいですが、弊社屋上から見える建設中の東京スカイツリーです。

建物の竣工(完成)まで1年を切ったそうですが、現在の高さは539m。ビルの隙間から見えるタワーはかなりの存在感ですが、完成時には634mになるそうです。

最大20トンの材料を吊り上げるそうですが、突風に煽られても鉄骨材の姿勢を制御できるハイテククレーンが使われているそうです。高速回転させたコマを傾けると元の姿勢に戻ろうとする力が発生する「ジャイロ効果」というのを利用して、直径85センチ、厚さ24センチ、重さ700キロの鋼鉄製のコマを毎分約1400回転で回転させているそうです。

「ジャイロ効果」というと「ムラタセイサク君」を思い出しますが、やはり日本の技術力と発想は優れていると思います。個人的には駐輪中は絶対倒れない自転車や、タイマー撮影可能な一脚などが発売されるとうれしいです。

さて、先日0.7mm厚の刃の溶接が出来るようになったとお知らせしましたが、さらに直角部分の溶接も出来るようになりました!

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以前は直角部のバリ対策(刃の開き防止)に、0.1以下のRで製作する「Vカット」を案内させていただきました。しかし材料が厚い場合は製品に傷がついてご迷惑をおかけする場合もありました。しかし、これで解決できます。

中マド部には、内側から溶接いたします。

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抜きの問題解決に是非お役立てください。

投稿者プロフィール

タカハシ
タカハシWeb Master
千住抜型製作所のWeb担・中の人です。
他にも抜型の設計、トムソン型製造、3DCAD/CAMオペレーター、営業などなど、様々な業務を兼任しています!どんな些細ことも、いつでもご相談ください!
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