わたしの街の和菓子屋さん｜喜田屋三ノ輪店さん

和菓子はお好きですか？
甘党の私は、自然なフルーツの甘さから頭痛がしそうなほど甘いスイーツまで和菓子、洋菓子問わず、何でも美味しい美味しいと食べる派です。
今日のおやつは久しぶりにどらやきだなと、弊社から歩いて5分ほどのジョイフル三ノ輪というアーケード商店街にある和菓子店、喜田屋三ノ輪店さんに行ってきました。

1955年創業の名店

足立区を中心に19店舗を展開する、地元の和菓子屋さんです。
喜田屋さんの原点となるどらやきや最中など、和の焼き菓子を中心に、季節ごとに旬の素材を使ったお菓子、今が時期の柏餅やお団子や赤飯など、たくさんのお菓子並べられていました。
たくさんの種類があってあれもこれもといきそうでしたが、自重して厳選してきました。

どらやき”六人衆”を中心に4つのお菓子をゲット

お目当てだったどらやきは、変わり種の六人衆。その他に豆大福、東京名物の江戸大鼓、JALの機内食に採用された東京1010をゲットしてきました。

どらやき”六人衆”

どらやきに見えないどらやきです。
ケーキのスポンジのようにふわふわとした食感で、黒糖の香ばしい風味がします。中のあんこもただ甘いだけのあんこではありません。少しだけ塩味がきいて、甘さ控えめなのにコクがありました。食べ心地も軽くて、2～3個は余裕です。

豆大福

店頭にならべてあった生菓子です。”本日の朝生おやつ”と書いてあるとおり、当日食べきりのおやつ。もちもちの皮の中に、こちらも少しだけ塩味がきいたあんこが濃い味です。こしあんの大福が好みです！

焼き菓子”江戸大鼓”

もっちりとした硬めの生地に、やさしい黒ごま風味のあんが入ったお菓子です。生地に使われている醤油が隠し味となって濃厚なお味。渋めに淹れた緑茶とほんとに合いました！
日持ちもするのでお土産に最適です。どちらかというと大人向けのお菓子の印象です。

東京1010

こちらは洋菓子に近い感じでしょうか。バター風味の生地にミルクのような餡がコーヒーに合います。原料にいんげん豆が使われていて、やはり洋菓子とは違う製法ですね。全日空の国際線ビジネスクラスの機内食に起用されているそうです。
お子さんがいるお家へのお土産にピッタリです！

完売してしまった蜜どらが食べたかった

こちらもどらやきに見えないどらやきです。
東京未来大学森下ゼミの学生さんたちと開発したはちみつバタどらです。
実はこちら食べれていません。取材に訪れた午前11時過ぎ、店頭に並んでいた蜜どらは、見ているそばから飛ぶように売れて完売してしまいました。撮影用に他のお客様が買われた商品をお借りしました。食べたかった。。ゲット出来たら、温めて追いバターします！

気軽に立ち寄れる和菓子屋さん

午後のお茶の時間や、少し小腹が空いたときにのおやつにぴったりの和菓子がたくさんありました。
訪問した日には生菓子は大福だけでしたが、毎月お朔日（ついたち、１日）と前日には和菓子職人さんのつくる四季の生菓子が楽しめるそうです。かつて商家ではお朔日に一月を息災で過ごせるよう願いをこめました。喜田家さんでは、皆さまの健康と幸せを祈り、おついたちのお菓子を作られています。

喜田家さんの公式YouTubeチャンネルでは、繊細な職人技を見ることが出来ますのでぜひご覧ください。